「瞑想アプリを入れてみようと思って、ストアで『瞑想』と検索したら、ずらっと並んでいて選べない」
ガイドの音声がたくさん入っているもの、講座のように学べるもの、記録やグラフが充実しているもの。
どれもよさそうに見えて、結局どれを入れたらいいのかわからない。
そんなところで手が止まっていないでしょうか。
初心者の瞑想アプリは、「機能が多いか」ではなく「迷わずに座り始められるか」で選べばいいんです。
アプリの役目は、瞑想を「始めやすく」「途切れにくく」することだからです。
ちなみに、ぼくは瞑想アプリ「Meiso」を作っている側の人間です。
なので、自分のアプリを持ち上げる記事にならないよう、今回は他のアプリの名前は出さずに、ストアの説明や1回の試用で、あなた自身が確かめられる基準だけをお話しします。
🔍 瞑想アプリ選びで迷うのは、比べるところが多すぎるから
アプリのストアのページを見比べていると、こんなことが気になってきます。
- 「ガイドの声が入っているほうがいいのかな」
- 「BGMの種類が多いほうが、飽きずに続くのかな」
- 「記録の機能がないと、やる気が出ないのかな」
どれも、あったらあったでうれしい機能です。
でも、瞑想をまだやったことがない段階で、機能の多さを比べても、何が自分に必要なのかはわかりません。
たとえるなら、まだ一度もジョギングをしたことがない人が、スポーツ用品店でランニングウォッチの機能表を見比べているようなものです。
心拍数、標高、ペース配分……と並んでいても、まずは家の近くを10分歩いてみないと、どれが要るのかは決められません。
最初に必要なのは、たくさんの機能ではなく、「今日も座れた」を1回つくることなんです。
偉そうに言っていますが、ぼくはもともとバリバリの左脳人間で、理屈で腹落ちしないと納得できないタイプです。

ですから、この記事でも「なぜその条件を見るのか」と「どこを見れば確かめられるのか」を、一つずつ書いていきます。
💡 初心者が瞑想アプリを選ぶときの5つの条件
ぼくが考える、初心者が見ておきたい条件は、この5つです。
- 無料で使える範囲と、広告の出方がわかる
- 開いてから座り始めるまでの手数が少ない
- 5分くらいの短い時間から設定できる
- ガイドの形(声・音・画面の表示)が、自分に合っている
- 瞑想の途中で、通知や着信、画面のロックに途切れさせられない
全部を満点で満たすアプリを探す必要はありません。
自分が「ここで引っかかりそうだな」と思う条件だけ、先に確かめておけばいいんです。
1つずつ見ていきます。
1. 無料で使える範囲と、広告の出方がわかる
「瞑想 アプリ 無料」で探している方も多いと思います。
ここで確かめておきたいのは、「無料」と書いてあっても、無料で使える範囲はアプリごとに違うということです。
- 全部の機能が無料で使えるのか、一部だけなのか
- お試しの期間が終わると、有料になるのか
- 広告が出るなら、瞑想の途中に出るのか、終わったあとに出るのか
こうしたことは、ストアのページの「アプリ内購入」の表示や、公式サイトの説明で確かめられます。
広告そのものが悪いわけではありません。広告があるおかげで、無料で使えているアプリもあります。
ただ、瞑想の最中に音の出る広告が流れたら、さすがに集中は切れます。
ですから、「広告があるかないか」だけでなく、「どのタイミングで、どんな形で出るか」まで見ておくと、入れてから「思っていたのと違った」となりにくいと思います。
広告がどうしても気になる方は、広告を消す方法(有料の版や、1回の購入など)があるかも見ておくといいですね。
2. 開いてから座り始めるまでの手数が少ない
瞑想を始めようと思ってアプリを開いたのに、コースを選んで、ガイドの声を選んで、BGMを選んで……としているうちに、座る気持ちがしぼんでしまう。
これは、もったいないんです。
確かめるところは、「一度決めた設定が保存されていて、次からは再生ボタンを押すだけで始められるか」です。
これは、ストアの画像だけではわかりにくいので、入れたら一度アプリを閉じて、もう一度開いてみてください。
前回の設定が残っていれば、毎日「今日はどれにしよう」で迷う時間がなくなります。
3. 5分くらいの短い時間から設定できる
「瞑想 タイマー アプリ」と探している方もいると思います。
アプリを選ぶときは、5分くらいの短い時間から設定できるかを見てください。
あわせて、慣れてきたときに長い時間にも延ばせるか、時間の刻みが細かく選べるかも見ておくと、あとで別のアプリに乗り換えずに済みます。
(初心者が何分から始めればいいかについては、こちらの記事でも書いていますので、よろしければご覧ください)
4. ガイドの形(声・音・画面の表示)が、自分に合っている
瞑想アプリのガイドには、だいたい次のような形があります。
- 声で話しかけて、呼吸や体への意識の向け方を案内してくれるもの
- 鐘の音や自然音で、始まりや区切りを知らせてくれるもの
- 画面の表示で、「吸う」「吐く」のタイミングを見せてくれるもの
どれがいいかは、人によって違います。
声があると安心という人もいれば、人の声が入ると気が散るという人もいます。
ですから、ここは「どれが正しいか」ではなく、「自分が邪魔に感じないか」で選んでかまいません。
ストアの説明やスクリーンショットで、どの形のガイドなのかを先に見ておくと、入れてから戸惑わずに済みます。
5. 瞑想の途中で、通知や着信、画面のロックに途切れさせられない
意外と見落としやすいのが、ここです。
せっかく呼吸に意識が向いてきたところで、スマホの通知が鳴る。画面が勝手に暗くなって、ロックがかかる。
それだけで、「あ、何のメッセージやろ」と、意識はスマホのほうへ持っていかれてしまいます。
ぼくは、瞑想アプリのほかに、願望実現サポートアプリや英検®の単語アプリなど、自社アプリを6タイトル・12本、Android と iOS で出しています。
作る側として、アプリによっては「通話が入っても動き続ける処理」を入れています。ただ、こういう部分は、ストアの画像を眺めているだけでは気づきにくいかもしれません。
(ぼくがアプリ開発の支援をしている「みんプロ式」のサイトは、こちらです)
選ぶときは、説明のページに「着信」「通知」「画面のロック(スリープ)」についての記載があるかを見てみてください。
アプリにその機能がなくても、スマホの「おやすみモード」などで通知を止めてから始めれば、同じように途切れにくくできます。
ぼくがアプリを作るときに大事にしているのは、「せっかくスマホという文明の利器を使うなら、ネットニュースやSNSで心をすり減らすよりも、自分の人生を前向きにすることに使ってもらいたい」ということです。
瞑想の5分間くらいは、スマホを「通知を受け取る道具」ではなく、「自分の呼吸に向き合うための道具」にしてしまいたいんです。
「マインドフルネスアプリ」も、同じ基準で選んでいい
「マインドフルネス アプリ」と「瞑想アプリ」は、どう違うのかと迷う方もいるかもしれません。
呼び方は違っても、呼吸に注意を向ける時間をつくるためのアプリであれば、選ぶ基準は同じでかまいません。
名前よりも、上の5つの条件を満たしているかで選んでみてください。
🌱 アプリを入れたら、最初の1週間はこう試す
条件に合いそうなアプリを1つ入れたら、あとは実際に使ってみるのがいちばんです。
最初の1週間は、こんなふうに試してみてください。
- 設定は1回だけ決める:時間は5分、ガイドは1種類に決めて、しばらく変えない
- 毎日だいたい同じ時間に開く:朝起きたとき、寝る前など、思い出しやすいタイミングで
- 終わったら一言だけ振り返る:「始めるまでに迷わなかったか」「途中で途切れなかったか」
- 1週間たったら、続けるか決める:合わなければ、別のアプリに替えてもかまわない
大事なのは、3つ目です。
「瞑想がうまくできたか」ではなく、「アプリが邪魔をしなかったか」を見るんです。
瞑想がうまくいったかどうかは、何日か座ってみても、よくわからないことのほうが多いと思います。
でも、「開いてから始めるまでに迷った」「途中で通知が鳴った」といったことは、1回使えばすぐにわかります。
ここで引っかかることがなければ、そのアプリはあなたにとって「続けやすいアプリ」だということです。
(座り方や呼吸の向け方など、瞑想そのものの手順については、こちらの記事でも書いていますので、よろしければご覧ください)
もう一つ、アプリを次々に替えすぎないことも大切です。
新しいアプリを試すたびに、設定や使い方を覚え直すことになって、結局、座る時間より選ぶ時間のほうが長くなってしまいます。
「どれが一番いいんやろ」と探し続けるより、「まあ、これでいいか」と思えるものを1つ決めて、ゆるく続けるほうが、瞑想は身につきやすいんです。
🤔 瞑想アプリ選びで、よくある疑問
ガイドの声があるアプリと、タイマーだけのアプリ、どちらがいい?
瞑想がまったく初めてで、何をしたらいいか不安な方は、何かしらのガイドがあるほうが始めやすいと思います。
一方で、人の声が入ると気が散るという方や、ある程度慣れてきた方には、タイマーと音の合図だけのシンプルなもののほうが合うこともあります。
その中間として、声はなくても、鐘の音や画面の表示で呼吸のタイミングだけを教えてくれるものもあります。
記録の機能は必要?
なくても瞑想はできます。
ただ、何日続いたかが見えると、「今日もやっておこうかな」と思えることはあります。
記録で気持ちが乗るタイプかどうかは人それぞれなので、自分が数字を見てやる気が出るほうなら、記録が残るアプリを選ぶといいと思います。
有料のアプリのほうが、効果がある?
値段で瞑想の中身が変わるわけではありません。
瞑想そのものは、無料のアプリでも、アプリなしでもできます。
有料かどうかよりも、5つの条件に合っていて、自分が「これなら毎日開けそう」と思えるかで選んでください。
📱 ぼくが作った瞑想アプリ「Meiso」について
5つの条件で候補を絞っても、実際に入れてみるまでは「自分に合うかどうか」の判断がつきにくいですよね。
ぼくが作った瞑想アプリ「Meiso」では、すべての機能を課金なしで使えるので、5分からの瞑想を、まずはお金をかけずに試せます。
選んだ設定はアプリを閉じても保存されるので、2回目からは再生ボタンを押すだけで始められます。
正直に書いておくと、Meisoは「広告なし」のアプリではありません。瞑想の画面にバナーの広告が、瞑想が終わったあとに全画面の広告が出ます。広告は、1回の購入で消せます。
(参考:Meisoの使い方(Meiso公式サイト)、Meiso公式サイト、2026年10月確認)
もちろん、Meisoが合わない方もいると思います。そのときは、この記事の5つの条件で、ほかのアプリを探してみてください。
(Meisoをできるだけシンプルにした理由については、こちらの記事でも書いていますので、よろしければご覧ください)
よろしければ、使ってみてもらえるとうれしいです。
📝 まとめ
瞑想アプリは、瞑想をしてくれるものではなく、座るきっかけをつくってくれるものです。
自分にとって邪魔にならないものを1つ選んだら、あとは今日の5分を座ってみてください。
何かのお役に立てれば幸いです。では、また。
- 🔍 初心者の瞑想アプリは「機能の多さ」より「迷わず座り始められるか」で選ぶ
- 💰 条件1:無料で使える範囲と、広告が「いつ・どんな形で」出るかを確かめる
- ▶️ 条件2:設定が保存され、2回目から再生ボタンだけで始められるか
- ⏱️ 条件3:5分くらいの短い時間から設定できるか
- 🔔 条件4:ガイドの形(声・音・画面の表示)が、自分にとって邪魔にならないか
- 🔕 条件5:通知や着信、画面のロックで途切れさせられないか
- 🧘 「マインドフルネスアプリ」も、同じ基準で選んでいい
- 📅 入れたら1週間、設定を変えずに試し、「アプリが邪魔をしなかったか」で決める
- 🔁 アプリを次々に替えすぎない。1つ決めて、ゆるく続ける
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